2021年04月03日
養老の森 早春
養老の森西入口から歩き始めると キブシが迎えてくれた 林の中のマメザクラは 白い花びらが良く目立つ
キブシ
マメザクラ
冬を成虫で越したテングチョウは 少し翅がすれているが元気に飛び回る 昨年の初夏から蛹で過ごしたスギタニルリシジミは やっと訪れた春
テングチョウ
スギタニルリシジミ
ベンチの間からツチグリが姿をのぞかせ 陽だまりの枯草の上にはビロードツリアブが ホバリングしながら時々休み
ツチグリ
ビロードツリアブ
あちらこちらでアリが活動を開始し トゲアリは幼虫を移動させている最中
ハヤシクロヤマアリ
トゲアリ
スギの木の幹に ヤニサシガメの幼虫がとまり 近くの落葉広葉樹の幹には ベニヒラタムシが飛来し止まった
ヤニサシガメ
ベニヒラタムシ
早春から目を楽しませてくれるスミレの仲間 今日は４種類のスミレに出会えた マザーツリーの近くのうす暗い林床に咲いていたヒナスミレ 少し下って茅葺古民家近くの斜面には タチツボスミレとコスミレ、マルバスミレ
ヒナスミレ
タチツボスミレ
コスミレ
マルバスミレ
暖かさが続き 新緑が増してくると 生き物の動きは徐々に活発化する コロナ騒動は続いているが 養老の森のイベント予定が公表され いよいよ様々な活動が開始される 予定通り開催できることを祈るだけだ
（養老の森 実行委員 守屋博文）
